照葉樹林がユネスコ・エコパークに登録された綾町。
豊かな自然が世界的に注目されているスポットですが、その綾町で海の魚を養殖することに情熱を傾け養殖事業に成功しました。
宮崎綾海魚センターは、綾町北俣でヒラメの養殖に成功し、本格出荷を始めました。
閉鎖循環型の陸上養殖によって実現した安定した品質と供給体制を強みに「綾郷(あやさと)ヒラメ」の名称で県内外に販路を広げたいと考え、これに合わせ宮崎市内に自社運営のレストラン フラウンダーをオープンしました。
もちろん、ヒラメをたっぷり堪能頂けるカルパッチョを始め、魚肉を使った創作料理をご提供しています。
平成19年に個人レベルでヒラメの養殖を始めたが、海水魚を完全陸上、そして山間地で育てていくのは、非常に難しかった。
ある程度の大きさには育つのであるが、長期間に渡り、育てていくことはできなかった。当社の完全閉鎖循環型による方法はあまり日本国内では行っていない為、困難をきわめた。
水槽回り、濾過槽水質管理、バクテリア等を大学及び、研究機関の資料をもとに、当社独自のやり方を模索、研究、その後、少しずつではあるが、魚を育てることができるようになってきたのである。
そして、平成21年6月からこの事業を法人化し、それまでの技術を踏み台にして、今日に至っている。
レストラン事業部は、当社の6次産業化を行う上でのアンテナショップとして、平成24年12月、宮崎市錦町にオープンさせた。
代表取締役社長 川崎 由貴夫